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身体の“かなめ”とヒトの宿命

腰痛は多くの人が悩んでいる症状のひとつです。主な原因は、長時間にわたり立ったまま、座ったままといった同じ姿勢で作業を続けてることによる筋肉の疲労です。身体に負担のかからない正しい姿勢をとって、途中で適宜ストレッチや運動をすれば問題はありませんが、身体に負担のかかる姿勢を続けていると腰痛を引き起こす可能性があるので注意しましょう。筋肉の疲労や緊張により腰椎・骨盤の歪みを引き起こし、腰の骨と筋肉のバランスが崩れると、腰部で過度に負担がかかる部分から痛みがでるようになります。

また精神的なストレスも腰痛を悪化させる要因であるといわれています。ストレスによる筋肉の疲労は、腰を支える筋力を低下させることになります。そして血液循環が悪化すると、筋肉の緊張状態が続き腰痛の慢性化を招きます。腰を痛めると下半身全体の血行も悪くなるので、むくんだり足がつったりなどの不調も出てきます。

腰痛の悪化による痛みは「生活の質（QOL）の低下」につながります。慢性腰痛になる前に症状を改善することが大切です。腰のまわりの血行が悪くなると老廃物がたまり筋肉が硬くなります。そのため適度なストレッチで筋肉をほぐして柔らかくすることが腰痛を予防するうえでとても大切です。 また股関節とハムストリングの柔軟性も大切です。股関節が硬いと歩行中に転倒したり、衝撃がかかったときに大きな怪我の原因にもなるので、日頃より柔軟性を高めておくようにしましょう。

腰を冷やさないことも大切です。入浴をしたり、腹巻きなどでお腹の回りを温めておくことも痛みの緩和につながります。カイロプラクティックでは、全身のバランスを整え、腰痛の原因となっている筋肉や椎骨などの部位を特定して調整するだけでなく、腰痛を悪化させないよう背骨や骨格のズレやゆがみを矯正することができます。