Home > 季節を上手に乗りこなすために > 秋はもの思う季節?
秋になると、気分や体調も不安定になりがちです。憂鬱になったり心配ごとが増えたりすることも少なくなりません。夏から秋にかけては、身体はまだ夏の活動的な状態にあります。その一方、日照時間が短くなることに順応して脳は冬の状態にシフトしていきます。
交感神経と副交感神経は季節ごとに優位性が切り替わります。秋になると副交感神経の働きが交感神経よりも優位になります。副交感神経は体温や血圧を下げ、呼吸や脈拍を落ち着かせる作用があり、身体をリラックス状態にして休ませるように働きかけます。夏から秋にかけて身体は交換神経が優位にある活発な状態なのに、脳は副交感神経が優位な状態へとシフトしていくので、季節に変わり目に交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかないと自律神経の働きが乱れ、不調を起こしやすくなるのです。その結果、肌荒れ・吹き出物といった肌トラブルから、眠気・だるさ・疲労感・気分の落ち込みといった不定愁訴も出てきます。
秋から冬にかけて心も身体も健康にすごすためには、バランスのよい食事や睡眠はもちろんのこと、カイロプラクティックで全身のバランスを整えることも役立ちます。疲労感やだるさが続いている場合は、自律神経系の交感神経が優位になっているので緊張状態が続いています。そのため身体がますます疲れてきて、全身に疲労感がでてきます。身体のバランスを整えることにより緊張の緩和につながり、副交感神経が優位になると身体もリラックスしやすくなります。カイロは自律神経の働きを助け、交感神経と副交感神経がうまく切り替わるように作用します。その結果、自然治癒力も高まり、不調を軽減することができます。
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