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左右対称の顔はない…？

人間の顔は完全に左右対称ではありません。歯並びや頭蓋骨の歪みなどが影響しているためです。例えば、左右で歯の生え方や本数が異なる場合や、骨盤が水平でなく左右のどちらかに傾いているだけで、顔の左右のバランスも変わってきます。 脳は右脳と左脳では異なる働きをしているので、心理状態などが影響して表情筋の使い方も左右で異なります。また食べ物を食べるとき左右のどちらで噛む癖があるか、脚を組んで座ったりなど日頃の生活習慣や癖、利き手・利き脚も顔の左右のバランスに影響しているのです。

こういった左右差は誰でも少なからずありますが、顔の歪みがすすむと身体全体の筋肉や骨格にも影響があります。顎関節の歪みは噛み合わせの異常に原因があるとされてきましたが、ストレスや精神的な緊張が筋肉にも伝わって歪むこともあります。頬杖をつくクセがあったり、横向きやうつ伏せ寝なども顔の歪みに影響があるとされています。 あごの歪みは状況が深刻になると頭痛・肩こり・耳鳴りなどの不調、不眠といったさまざまな不調を引き起こす場合があります。口角や目の高さなど違和感を感じるようであれば、身体にも深刻な歪みが生じている場合があるので、早めに専門医に診てもらったほうがよいでしょう。 カイロプラクティックでは全身の歪みをチェックできるので、違和感を感じるようであれば、身体のどの部分に歪みが発生しているのか、アドバイスをもらうようにしましょう。